生活習慣病:生活習慣の改善のために

2021-04-21
最近、メタボリック症候群という言葉がよく聞かれます。肥満に加え、高血圧、喫煙や高脂血症、糖代謝異常などの代謝異常があると、脳梗塞や心臓病などの動脈硬化症に起因する疾患の危険性が高まることが知られています。メタボリック症候群をきたす原因は食事や、喫煙・飲酒などの嗜好品、運動などの生活習慣にあります。その意味から、生活習慣病ともいわれています。生活習慣を変えることは大変困難ですが、これを克服しなければ改善は得られません。適切な食事と運動についてぜひ理解してください。
当院では血管年齢検査、頚動脈エコー、心電図(ホルター心電図)、眼底検査(眼底鏡)、レントゲン学的検査などにより動脈硬化の評価を行います。これにより、高血圧、高脂血症、糖代謝異常、肥満などの適切な管理を行い、全人的医療の立場からこうした生活習慣の改善をサポートいたします。