「駒沢・風の診療所」の新たな出発にあたってのご挨拶

駒沢・風の診療所は、令和3年6月より菊池真大先生を副院長としてお迎えし、新たな出発することとなりました。

菊池真大先生は消化器を専門分野とされています。長年にわたり、消化器疾患を中心に、臨床・研究・教育に携わり、前任の国立病院機構東京医療センターでは消化器部門の責任者の重積を果たされました。とくに、肝臓病に関して日本での第一人者で、多くの研究論文を発表され、新聞やテレビでも発信されています。
菊池先生の最も特筆すべき点は、消化器医師としての優秀さだけではなく、その人柄にあります。多くの患者様が先生を慕って集まり、信頼して先生の治療を受けておられます。

駒沢・風の診療所は「全人的医療の実践」を目標に掲げてきました。
開設者である齊藤医師の専門分野であるリウマチ膠原病に加え、新たに、菊池医師の専門分野である消化器疾患についても先進的な専門的医療を行ってまいります。しかし、私たちは個々の病気だけを診るのではなく、患者様全体の健康を考えた診療を行うことが大切と考えています。
当院では専門分野の医療とともに、地域の一般内科診療にも力を注いで参ります。この場合も、常に患者様全体の健康を考えた医療を目指します。

菊池先生とともに医療活動ができるようになったことは大きな喜びです。患者様に提供する医療を、今まで以上に充実していくことができると確信しています。

院長 齊藤 榮造

副院長 紹介

菊池 真大 医師

菊池 真大 医師

駒沢・風の診療所には9年前より非常勤として勤務しておりましたが、この度、副院長として着任しました。
これまで慶應義塾大学消化器内科医局在籍のもと、関連病院、米ペンシルバニア大学留学、その後東海大学、東京医療センターと臨床や研究、教育指導を重ねてまいりましたが、今後はその経験を生かし、クリニック診療を担って参ります。
慶應義塾幼稚舎時代に祖父を亡くしたことから医師を目指す決意をし、今日までの医師20年間は臨床現場の最前線で多くの臨床スキルを積み上げた自負があります。消化器内科を中心とした疾病やがん治療も多く経験しましたが、医師の究極の宿命は、未病予防や健康管理にあると考えるようになりました。
専門分野である脂肪肝は、食の欧米化やライフスタイルの変遷により増加傾向にあり、進行すると肝硬変や肝がんのリクスが高まります。”沈黙の臓器”である肝臓を、専門医の立場から定期的にフォローすることが重要と考え、当クリニックでは最新機器Fibroscan(フィブロスキャン)を診療の柱として導入しています。また背景にある、生活習慣病やメタボリック症候群(メタボ)の管理、睡眠時無呼吸症候群の精査を通し、将来的な心筋梗塞や脳梗塞の予防に努めていきます。
一方で今後、高齢化社会がすすむ中、内科医がメタボの管理ばかりにとらわれ、ロコモティブ症候群(運動器機能低下症候群:ロコモ)が見落とされている傾向にあります。その予防には40~50歳から始める必要があります。骨密度測定装置により骨の健康も重視し、メタボとロコモティブ症候群を同時に予防していく日本で初めてのクリニック診療体制を目指します。

略歴

1999年
慶應義塾大学医学部卒業
慶應義塾大学病院、大学関連病院で研修
2004年
慶應義塾大学消化器内科専修医
2006年
永寿総合病院消化器内科医員
2009年
米国ペンシルバニア大学消化器内科博士研究員(ウィルス性肝炎の免疫学)
2011年
慶應義塾大学消化器内科助教
2012年
東海大学医学部付属東京病院助教
2014年4月
東海大学医学部付属東京病院講師
2014年10月
独立行政法人国立病院機構東京医療センター 消化器科
東海大学医学部非常勤准教授
2015年4月
東海大学医学部客員准教授
2018年4
独立行政法人国立病院機構東京医療センター 消化器科医長代行
東京医療保健大学 大学院看護学研究科 臨床教授
2020年4月
独立行政法人国立病院機構東京医療センター 消化器科副医長

医学博士(博士論文:NASHの診断学)
日本総合内科専門医・指導医
日本消化器病学会専門医・指導医・評議員
日本肝臓学会専門医・指導医・評議員
日本内視鏡学会専門医
日本人間ドック健診専門医・指導医・総合健診医学会審議員
日本病態栄養学会専門医・指導医、NSTコーディネーター
日本門脈圧亢進症学会評議員
日本抗加齢医学会専門医
アルコールアディクション学会評議員
日本プライマリ・ケア連合学会認定医

所属学会:
日本内科学会、日本消化器病学会、日本肝臓学会、日本内視鏡学会、日本総合健診医学会、アルコールアディクション学会、日本抗加齢医学会、日本病態栄養学会、日本門脈圧亢進症学会、アルコール医学生物学研究会、日本プライマリ・ケア連合学会、日本超音波学会、日本消化器がん検診学会