世田谷区 駒沢大学駅前 一般内科 膠原病 リウマチ アレルギー 甲状腺専門外来

東京 リウマチ科/駒沢 風の診療所
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〒154-0011
東京都世田谷区上馬4-4-10
 
ベストドクターに選ばれました
 
 
膠原病とは
2021-05-06

膠原病はいくつかの特徴を持った疾患群です。一つの病気の名前ではありません。
第一の特徴は全身性炎症性疾患であるということです。このため、しばしば、発熱や、全身倦怠感、体重減少などの症状(全身炎症症状)が現れます。
第二の特徴は全身の様々な臓器に障害が起こる可能性があることです(多臓器障害性)。
第三の特徴はリウマチ性疾患に含まれるということです。リウマチ性疾患とは、運動器(筋肉、関節、腱、神経など体を動かすのに必要な部分)に痛みとこわばりを起こす疾患をさします。リウマチ性疾患の中で、全身的な要因があるものの多くは膠原病に含まれます。
第四の特徴は自己免疫異常を認めるものが多いことです。免疫とはそもそも病気(疫)から免れるからだの仕組みです。つまり、体の外から侵入してきた異物を体から追い払う仕組みです。ところが、自分自身の体の成分に対し免疫の機構が働いてしまうことがあります(自己免疫)。これは本来あってはならない作用です。自己免疫の結果、病気が起こってきたものを自己免疫性疾患といいます。個々の臓器(例えば甲状腺)に対する自己免疫性疾患は臓器特異的自己免疫疾患(甲状腺の場合は橋本甲状腺炎、バセドウ氏病)と呼ばれます。膠原病は自己免疫の異常が全身的に起こってきたものと言うことができます(臓器非特異的自己免疫性疾患といわれます)。
第五の特徴は長期に持続する病気であるということです。膠原病を起こす背景には体質的な問題があり、“治る(治癒)”というわけにはいきません。しかし、薬を使わなくても“安定した状態(寛解)”になることはできます。いたずらに心配する必要はありません。
膠原病には様々な病気が含まれます。代表的なものとして、関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、強皮症、多発性筋炎・皮膚筋炎、シェーグレン症候群、リウマチ熱、全身性血管炎(結節性多発動脈炎、顕微鏡的多発血管炎、高安動脈炎など)、ベーチェット病、リウマチ性多発筋痛症、成人スチル病などがあります。また、膠原病の要素はあるが個々の病気の診断には至らない病態(分類不能の膠原病)もあります。こうした、病気の予後は病気によっても、患者様によっても非常に多彩です。“胃の病気(胃炎から胃がんまでさまざまな病気があり、重症度も異なります)”と同じように、軽い状態から重い状態までさまざまです。“膠原病”だから大変な病気になったと言うわけではありません。自分がどんな病気で、どんな状態なのかよく理解していただくことが大切です。当院では、患者様にできるだけこういった情報を適切にお知らせするよう努めています。
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