当診療所ではリウマチ膠原病・痛風・アレルギー性疾患・甲状腺疾患について専門性の高い診療を行います。また、同時に、一般内科疾患の診療も行います。一般内科疾患では、動脈硬化性病変の評価に努めるとともに、生活習慣病の対策にとくに力を入れたいと考えています。また、骨の健康を重視したいと考えています。骨粗しょう症は高齢化を迎えた現在、社会的にも多くの関心を集めています。また、関節リウマチを代表とする膠原病の合併症、ステロイド薬の副作用としても重要です。骨密度の評価、骨粗しょう症の予防、治療に焦点をあてた臨床を行います。
関節リウマチ、膠原病、痛風で代表されるリウマチ性疾患の多くは慢性の痛みをもたらすだけでなく、生命予後、機能予後の点においても重大な障害をきたす可能性があります。幸いにして近年のリウマチ学の発展は目覚しく、治療法も格段に進歩しています。この結果、多くのリウマチ性疾患の予後は著明に改善されてきています。こうした進歩は現在も進んでおり、従来の治療法とは質的に異なった画期的な治療法も導入されつつあります。
こうしたリウマチ性疾患の治療は専門的な診療が必要です。また、リウマチ性疾患の病態は全身諸臓器におよぶことから、全身的な診かたが特に必要になります。
私の研究歴の主要な分野の一つに、「下垂体―副腎系」「甲状腺」などの内分泌に関連するものがあります。多くの内科的な甲状腺疾患は自己免疫性疾患という点で膠原病に共通した病態によって生じます。甲状腺疾患・副腎疾患などの内分泌疾患についても多くの患者様の診察をさせていただいてきました。
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